序文(じょぶん)

序文(じょぶん)とは、本の冒頭に書かれた文章で、序、はしがき、まえがきなどとも呼びます。
著者は、本の概要や目的、読者へのメッセージなどを述べており、読者が本を読む前に、本の全体像を把握するのに役立ちます。

序文の長さは、本によって様々です。短い序文では、本の概要だけを述べている場合もあります。長い序文では、著者の考えや思いを詳しく語っている場合もあります。


序文が2つ以上あるときは、以下の順番にします。

①第3版の序(最も強調したい序)
②初版の序
③草案2版の序
*第3版、第2版、初版の順とすることも可。

①出版社の序
②著者の序

①翻訳者の序
②原著者の序
ただし、翻訳者の場合は、原書の順序に従うのが通例です。

序文は、本の読み始める前に必ず読む必要はありません。
しかし、序文を読むと、本の全体像を把握しやすく、より深く本を楽しむことができます。