扉(とびら)

扉(とびら)とは本とびら、題とびらとも呼び、本の表紙を開いたときに最初に見えるページです。
扉には、本のタイトル、著者名(編者名・原著者名・訳者名)、出版社名、出版日、ISBNコードなどが印刷されています。
扉は、本の全体像を把握し、読み始めるきっかけを与える役割を果たしています。

扉は、通常、本文と同じ紙で作られていますが、より高級感を出すために、本文とは違う紙を使うこともあります。また、扉に装飾を施したり、写真やイラストを印刷したりすることもよくあります。

扉は、本の重要な要素の一つです。扉が魅力的であれば、読者は本を手に取って読みたくなります。
扉は、本の顔とも言える存在です。

*本とびらの前に前とびら(小とびら)を置くこともあります。この場合、書名だけを小さく入れて裏白にします。
*翻訳書の場合、原著の署名・著者名・出版社名・発行年など権利関係を、原綴りで表示しなければなりません。これを本とびらの裏に入れることが多いです。